さて、舞台探訪に熱中する人は、段階があると思います。

漫画やアニメと同じ場所に訪れて作品のイメージを巡ったり、背景と同じ写真を撮ったりするのが第1段階です。
私がこのころ撮影したのは、こんな感じ(Exifを見ると撮影日は2009年8月8日でした)
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県予選会場。レザンホールです。

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私は、アニメから咲-Saki-を知ったので、ここがあります。
第11局「悪戯」のアバンに出てきた塩尻駅です。

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第13局「微熱」のアバンで衣がいたビルの屋上です。
このビルはもう取り壊されたそうですね。

これが、第2段階に症状が進むと、アングルをできるだけ合わせたくなったり、デジタルカメラを広角レンズで撮影するためにレンズ交換式に買い換えたりします。
(私の場合、なかなかアングルを合わせることができていないわけですが)

さらに第3段階になると、背景の場所だけではなくて時刻や季節を合わせたくなります。
ということで、昨年5月宮守女子の舞台に行ってきたのですが、第3段階に症状が進行してしまった私としては、原作の第86局の回想シーンは雪が降る冬ということであえてこの季節にもう1度訪問することにしました。

大阪空港から花巻空港へ直行すれば日帰りも可能なのですが、仙台空港までの飛行機代が花巻空港までと比べてかなり安いので仙台~宮守の交通費を加えてもそれほど差がないことと、共立メンテナンスの株主優待券を持っていて仙台のドーミーインに安く泊まれるので、せっかく東北に行くのならと咲-Saki-3巻の扉絵の場所に寄ることにしました。

仙台駅に到着したのがお昼頃、ホテルのチェックインには時間がありましたので、目的地瑞鳳閣まで、@USO9000さん謹製の咲-Saki-マップを頼りに歩いていくことにしました。
(咲-Saki-マップには探訪の度にお世話になっております)

入場料550円を払って瑞鳳閣の中に入り(ちなみに、ループルパスを提示すると割引料金になるそうです)、伊達政宗公が眠っているという瑞鳳殿を過ぎてしばらくあるくと目的の場所に到着です。
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さて、なぜここが扉絵に選ばれたのでしょうね?もしかして将来の伏線なのでしょうか?宮城県代表の万石浦は、仙台から少し離れた石巻の近くです。まぁ臨海女子と同じ右下のブロックですから、まだ謎なわけですが.....

1日目はドーミーインに泊まって、2日目さっそく新幹線に乗って新花巻経由で宮守駅に向かいました。
宮守駅に降りたのは私一人だけ、早速宮守駅を撮ろうとしたら逆光でしたので後回しにして、宮守女子高校の校舎のモデルになっていると思われる、遠野高校情報ビジネス校(ここは、2010年3月で休校になりました)に向かいました。

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その後、めがね橋まで戻って第85局の場面をパチリ。
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国道283号線の歩道が見える角度を合わせるため、かなりローアングルで撮っています。雪が積もっている真ん中でおっさんが座り込んで撮影している様子はかなり怪しいものがあります。[E:coldsweats01]

おまけ
宮守道の駅でお昼をいただいた後、帰りの電車まで時間があったので第92局の扉絵を探して近くを回ってみました。
そして見つけたのがここ
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う~ん、階段の形が合ってないですし、たぶんここじゃないでしょうね。

今回の宮守女子探訪はここまで。
今後は、夜の東京と春・桜が咲く吉野山を目指す予定です。